1976-10-15 第78回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号
次に、東京地検は、逮捕した大久保、伊藤及び檜山らの取調べの過程において、丸紅関係におけるロッキード社からの資金の流入状況、その使途、趣旨等についても捜査したところ、前内閣総理大臣田中角榮及び元内閣総理大臣秘書官榎本敏夫について、ピーナツ及びピーシズ領収証に見合う計五億円の外為法違反の容疑が濃厚となり、七月二十七日両名を逮捕しました。
次に、東京地検は、逮捕した大久保、伊藤及び檜山らの取調べの過程において、丸紅関係におけるロッキード社からの資金の流入状況、その使途、趣旨等についても捜査したところ、前内閣総理大臣田中角榮及び元内閣総理大臣秘書官榎本敏夫について、ピーナツ及びピーシズ領収証に見合う計五億円の外為法違反の容疑が濃厚となり、七月二十七日両名を逮捕しました。
第二に、東京地検は、逮捕した大久保、伊藤及び檜山らの取り調べの過程において、丸紅関係におけるロッキード社からの資金の流入状況、その使途、趣旨等についても捜査したところ、前内閣総理大臣田中角榮及び元内閣総理大臣秘書官榎本敏夫について、ピーナツ及びピーシズ領収証に見合う計五億円の外為法違反の容疑が濃厚となり、七月二十七日両名を逮捕いたしました。
○稻葉国務大臣 去る八月十六日田中前総理を受託収賄及び外為法違反で起訴したことにより、いわゆる丸紅ルートのうちピーナツ及びピーシズ領収証に見合う五億円に関する捜査は峠を越したと言えますが、ユニット領収証三千万円に見合う金員の使途に関しては、去る八月二十日佐藤孝行元運輸政務次官を、同二十一日橋本登美三郎元運輸大臣をそれぞれ受託収賄の容疑により逮捕し、現在その身柄を拘束の上取り調べを続行している段階であります
伺いたいのは、この五億円というのはピーナツ、ピーシズ領収証に該当する部分であって、この点については捜査は完了したと御判断ですか。
○永末委員 そうしますと、ピーナツ、ピーシズ領収証、合計金五億円に対する関係者は、丸紅側で檜山、大久保、伊藤の三名であり、そしてそれの収賄側に関係ある者は田中前総理と榎本秘書官である、これで終わりである、こういうことですね。
第二に、田中前首相が受領した五億円はあくまでもピーナツ、ピーシズ領収証であり、ユニット領収証関係あるいは児玉ルートとのかかわり合いも大きな疑惑が持たれているところであります。
○国務大臣(稻葉修君) 検察当局は、ロッキード事件のうち丸紅関係については、去る六月二十二日以来、同社参与大久保利春、同伊藤宏及び同社取締役檜山廣を議員証言法あるいは外為法違反によりそれぞれ逮捕し、丸紅関係におけるロッキード社からの資金の流入状況、その使途及び趣旨等について鋭意捜査を続行したところ、前内閣総理大臣田中角榮及び元内閣総理大臣秘書官榎本敏夫について、いわゆるピーナツ及びピーシズ領収証に見合
○永末委員 もちろん、今回の被疑事実によりますと、いわゆる丸紅関係のピーナツ、ピーシズ領収証に関する被疑事実でございますが、しかし、その他にもいろいろございます。最もよくわからないのは児玉関係のことであります。すでに全日空関係も逮捕者があるのでございますから、ロッキード事件はこの被疑事実だけで終わるのでないことは百も承知である。
○近江委員 藤原の逮捕となりました一億一千万円の授受につきましては、ロッキード社から丸紅に渡されたユニット、ピーナツ、ピーシズ領収証に伴う金品の授受と関連があると見ておられるのかどうか、それとは関係のないロッキード社からの金銭の授受と見ておられるのか、いかがですか。
ここに取り出してありますけれども、ピーナツ、ピーシズ領収証はタイプで打ってあるが、どこで打ったのか、と楢崎質問。大久保さんは、私がクラッター氏に頼まれまして「伊藤君に頼み」——これは伊藤君、伊藤君と、こう出ている。伊藤さんと言わないですね。大久保さんは上司だから。上司を呼びつけて、あなたがサインするというばかなことはないと初めから私は思っているのですが。
○荒舩委員長 あなたはそのピーナツとかピーシズ、領収証にサインをされて、社長にも会長にもそれは報告されていないということはきわめて不可思議に思うのですが、全然報告をいたしませんか、社長にも会長にも。また、それは権限外の行為だから報告をしなかったということでしょうか。その辺の事情について納得のできるようなひとつ御発言を願いたいと思うのですが、いかがでございますか。